事業部制組織とは
・製品別
・地域別
・顧客別
などで事業部を編成し各事業部の長が事業部内の一切の権限を掌握する組織のことです。
事業部制組織のメリットとは?
事業部制組織のメリットとして挙げられるのが
事業部長が権限を掌握しているために意思決定が迅速に行えることです。
また事業部長が経営の経験を積むことができ
将来の経営者育成につながります。
あと事業部間の競争が促進され従業員のモチベーションが向上することも
事業部制組織のメリットです。
事業部制組織のデメリット
事業部制組織のデメリットとしては事業部間の競争により
短期的な利益を重視した経営になりがちとなることが考えられます。
他にも事業部制組織のデメリットとして
セクショナリズムに陥る傾向が強いことが挙げられます。
「セクショナリズムって何?」と疑問に感じた方もいるでしょう。
セクショナリズムとは会社全体からみた事業部という小さい組織があったときに
小さい組織にばかり目がいってしまい、全体の会社に目がいかないことをいいます。
つまり事業部制組織を導入すると自分の組織さえ成績がよければ
別に会社全体が儲からなくてもどうでもよいと感じてしまいがちだってことです。
あと事業部ごとに経理などの機能が置かれることで
仕入れる商品などの重複が事業部間で生じてしまうことなどが挙げられます。
さらにこちらの記事後半で事業部制組織のデメリットの続きを解説しました。
⇒事業部制組織をやる意味とは?
以上で事業部制組織のメリットとデメリットに関する解説を終わります。