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1次試験

相互会社とは?わかりやすく解説




今回の記事では相互会社とはどんな会社なのか
わかりやすく解説していきたいと思います。

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相互会社とは?わかりやすく解説します

相互会社は『そうごがいしゃ』と読み、
保険業を行うことを目的として保険業法で認められた会社のことです。

保険業法では相互扶助(お互いに助け合おう)という考え方が根本にあります。
「互いに助け合わないといけないでしょ!」という理念で設立されているのが相互会社だってことです。

相互会社は生命保険会社に多い企業形態です。
逆にいうと生命保険会社は相互会社であり、
会社法とは関係ないので株式会社ではありません。

株式会社=会社法による
相互会社=保険業法による
という違いがあります。

次に重要なのが相互会社における社員の責任というのは
保険額が限度になるという点です。

次にこちらの図をご覧ください。
生命保険会社を想像してください。

相互会社

保険加入者(保険契約者)がいます。
保険に加入した保険契約者は保険会社に保険料を支払うわけですね。

もちろん、加入者が亡くなったりした場合には
保険会社から保険金が支払われます。

こういう契約を保険会社と保険契約者は結んでいるわけですね。

問題はたとえば、保険会社が倒産してしまった場合です。
保険会社が倒産してしまった場合の社員の責任は
保険額が限度になります。

社員は無限に責任をとるということはありません。

あと注意点ですが、保険契約者が保険料を支払っていますが
この人がお金を出している形になります。
なので、保険契約者=社員
です。

保険契約者が会社の責任を無限に負うんだったら
誰も保険料なんて払いませんよね。

保険料を支払う保険契約者の身に
不測の事態が起きたときに助けてほしいから
毎月保険料を支払っているはずです。

なので、保険会社の責任を無限にとらされたら
たまったものではありませんよね。

そういった意味で、
これから生命保険に加入しようと思っている方、
安心してください。

あとは保険会社から提示される契約書に
しっかりと目を通して加入するかどうか決めてくださいね。

次に社員総会について。

保険契約者が集まって社員総会を開きます。
株式会社でいうところの株主総会みたいなものです。

なので、相互会社では社員総会が最高の意思決定機関になっています。

以上で相互会社についての解説を終わります。