1次試験

政府関係機関予算とは?わかりやすく解説




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(マクロ編) [ ティモシー・テイラー ]

予算=一般会計予算+特別会計予算+政府関係機関予算

つまり

予算は

・一般会計予算
・特別会計予算
・政府関係機関予算

から成り立っています。

で、一般会計(予算)と特別会計(予算)については
前回の記事で解説しました。
特別会計とは?わかりやすく解説

今回の記事では政府関係機関(予算)について
わかりやすく解説していきたいと思います。

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政府関係機関予算とは?

政府関係機関予算とは
特別の法律によって設立された法人で資本金が全額政府出資で
予算について国会の議決を必要とする機関
の予算のことです。

で、政府関係機関は現在4機関あります。

政府関係機関は

・日本政策金融公庫
・国際協力銀行
・沖縄振興開発金融公庫
・国際協力機構有償資金協力部門

の4つあります。

この4つ、よく見ると金融系が多い印象がありますね。
だから政府が絡んでいる金融機関系が多いです。

たとえば日本政策金融公庫は中小企業の支援をやっています。
中小企業は資本が小さいのでちょっとしたトラブルで倒産しやすいです。
そういう中小企業が設備投資したいとか新規事業を開拓したいといったときに
銀行に行ってお金を借りようとしたとしましょう。

銀行からすると潰れるリスクのある
中小企業にお金を貸さないかもしれません。

また、民間の銀行がお金を貸すとなったら
利息が高めです。
会社からすると借金の返済が大変になります。

そこで日本政策金融公庫では金利を安く
中小企業の支援を行っています。

それから国際協力銀行ですが。
日本は資源国ではないです。
だから資源を海外から買っています。

国際協力銀行

たとえば中国。
アフリカなどの発展途上国の土の中に眠っている資源(鉄鉱石とか)を
採掘して販売する仕組みを作るにしても多額のお金が必要でしょう。

そこで中国ではアフリカの現地に行って
現地に技術を提供して、中国のお金で工場作って
現地の人たちに鉄鉱石や原油を作らせるわけです。

そしてそこで作られた資源は優先的に中国に販売させ
どんどん開発を進めているわけです。

こんな感じのことを日本もやっています。
ただ、日本の企業(三菱重工などの民間)がアフリカに行って工場作るにしても
多額のお金がかかるわけです。

また紛争が起こることもあるわけです。
危険ということです。

そんな危険なことに銀行がお金を貸すのって
リスクがありますね。
紛争で工場が爆発したら、貸したお金が返ってきませんからね。

となると、日本は資源を優先的に購入できないから
中国などに負けてしまうわけですね。

そこで国際協力銀行の登場です。
ここからお金を貸してもらい、海外で工場を作って
資源を確保して得た利益で国際協力銀行に借金を返済するという感じです。

あと、国際協力機構有償資金協力部門はJICAの部門です。
ODA(政府開発援助)には贈与と借款がありますが、
借款の分野が国際協力機構有償資金協力部門に該当します。

最後にまとめますと

政府関係機関

・日本政策金融公庫
・国際協力銀行
・沖縄振興開発金融公庫
・国際協力機構有償資金協力部門

の4つにかかる予算を政府関係機関予算といいます。