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フィリップス曲線は失業率とか賃金が関係している曲線の一種です。
この記事ではフィリップス曲線とはどういう曲線なのか、
わかりやすく解説していきたいと思います。
フィリップス曲線とは?
縦軸を名目賃金上昇率(⊿W/W)、横軸を失業率(U)とします。
⊿Wの⊿は変化率です。プラスに変化、つまりお給料が増えているなら
名目賃金上昇率はプラスに、
お給料が減っているなら
名目賃金上昇率はマイナスになります。
するとある年、失業率が低い(横軸で0に近いところ)ときは
すごく賃金が上がった(縦軸で上の方)、
逆に失業率が高いとき(横軸で0から右に離れている方)は
賃金が下がった。
これが上記のグラフでピンク色の曲線です。
こんな感じで賃金の上昇率(変化率)と失業率は
右下がりの関係があることが過去のデータからわかったんです。
ただ、これって当たり前のことですね。
失業率(U)が下がれば、人手不足になるから
給料を増やさないと、働いてくれませんね。
働く側は会社を選びたい放題ですからね。
誰だってお給料が高いところで働きたいです。
人手不足だったら選びたい放題なのは
わかっていただけるでしょう。
逆に失業率(U)が増えれば人が余っているわけです。
会社は給料を減らしても、どんどん採用面接に
やってきてくれるでしょう。
これがフィリップス曲線です。