参考文献・URL
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前回は効用について解説しました。
⇒効用とは?経済学によく出る用語をわかりやすく解説
効用というのは満足度のことでしたね。
さらに効用という言葉がつく用語に
限界効用があります。
今回の記事では限界効用とは何か?
解説したいと思います。
限界効用とはどういう用語なのかわかりやすく解説
まず限界効用は英語で
Marginal Utilityと書きます。
経済学的には限界効用をMUと略して記載することが多いです。
限界効用の限界とは現状から1つ増やすという意味です。
「む、難しい・・・」
と思った方もいらっしゃるでしょう。
実際、限界効用なんて言葉を
日常生活で使うことなんてないですからね。
難しいと感じるのは普通のことだと思います。
ただ、Marginal(限界)という用語は覚えておきましょう。
今後もたくさん登場してきますからね。
Marginalは限界と訳すのですが、
限界という日本語は「もう無理です」の限界という
ニュアンスでとらえてしまうかもしれません。
でも違うんです。
経済学の限界は「もう無理です」の限界ではなくて
「ちょっと頑張るのが限界です」の限界です。
つまり、1杯おかわりするようなイメージです。
たとえばコーラ。
コーラの消費に関して限界効用と言われたら
コーラを1杯おかわりすることが限界なんです。
たとえばコーラを1杯おかわりしたときに
どれくら満足が高まるか?
たとえば1杯おかわりしたら効用(満足)が3上がったとしましょう。
そしたら限界効用は3と表現します。
限界効用は1つ増やしたらどれくらい効用が上がるのか?
という用語です。
1杯お替りしたときの満足を数字で表すことは
普通できません。
なので直感的なイメージとなってしまいます。
ただ、直感的にイメージしてみて
1杯お替りする(経済学的には1単位増やす)と
満足がどれくらい変わるのか?
満足が3上がるみたいなことが限界効用です。
続いて限界効用の具体例をご覧ください。
⇒限界効用とは?具体例を挙げて解説