参考文献・URL
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「景気が悪いなぁ」とか「景気がいいなぁ」
と世間では景気の話をよくすると思います。
ただ、景気がいいと感じる人がいれば
景気が悪いと感じる人もいるわけです。
こんな感じで個人個人で景気の感じ方が違います。
でも、政府など客観的に景気がいいかどうか判断するために
数字で表した方がよいでしょう。
景気の良し悪しがわかれば
将来のこともある程度判断できますし。
で、景気の良し悪しを判断する指標として景気DIと景気CIがあります。
この記事では景気DIとはどういう指標なのか、解説したいと思います。
景気DIとはどういう意味?
景気DIとは簡単にいうと波及度のことです。
要するに景気がよくなったか、悪くなったかを数値化したものです。
わかりやすく例えてみます。
プロ野球の試合を想像してください。
巨人軍が勝ち越したか、負け越したかを
数値で表したのが景気DIみたいなものです。
たとえば巨人軍が5回勝利してて1回は引き分け
4回は負けていたとします。
で、こちらの景気DIの公式をみてください。
プラス指標の数というのが巨人軍の勝利、
横ばい指標の数が引き分けです。
なので巨人軍を景気DIみたいに計算すると
(5+1×0.5)÷(5+1+4)=5.5
5.5×100%=55%
50%を超えているので巨人軍は勝ち越しているわけです。
これがもし景気の話なら55%なので景気はよくなっていると表現します。
専門的には
・景気DIが50%を上回っているなら景気拡張局面
・景気DIが50%を下回っているなら景気後退局面
といいます。
以上で景気DIとはどういう意味かについての解説を終わります。