今回の記事ではBPRとはどういう用語なのか
わかりやすく解説したいと思います。
BPRとは?
BPRはBusiness Process Re-engineeringの略で
ビジネス・プロセス・リエンジニアリングといいます。
ハマーさんとチャンピーさんが1993年に提唱しました。
BPRとは顧客満足の立場から無駄な業務を省いて
業務プロセスを見直すことをいいます。
要するに会社の業務全般を再び作り直すイメージがBPRです。
具体的には企業内のLANとかイントラネットを活用して
事業部間の連携を密にしたりします。
たとえば企業内の販売部門と製造部門をつないで
連携を密にとりながら
在庫コストと機会損失を低下させたりします。
お店で物を売るという販売部門において
あまりにに在庫を抱えてしまうと在庫コストがかかってしまいます。
「じゃ、在庫を0にすればいいのでは?」と思った方もいるかもしれません。
ですが、突然お客さんがやってきて「お酒1本ありますか?」
と言われて、「すみません、ありません」では「じゃ、ほかに行くよ」
ということになり、売上の機会を失ってしまう可能性があります。
これを機会損失と言います。
何が問題か?というと
販売部門と製造部門との連携が取れていないのが問題です。
だから端末などを使って
密に連絡を取り、
お店で商品が売れたら、すぐに製造したりして
商品を補充すれば、こういった問題は
かなりの部分で解消することができるわけですね。
これがBPRです。
BPRのデメリット
BPRのデメリットとしては
ネット社会となり、すぐに環境が変わります。
なので、システムの変更スピードが速いので
変更コストがいっぱいかかる可能性があるわけです。
これはデメリットになります。
またいろんな部署から連絡がくるため
1人の従業員が持つ情報量が膨大になり
処理量が増え、
残業が増えたりする可能性があります。
以上で解説を終わります。