1次試験

需要と必要の違いをわかりやすく説明




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(マクロ編) [ ティモシー・テイラー ]

「需要と必要って意味は同じなの?
それとも違うの?」
と悩んでいる方に向けて記事を書いています。

この記事では需要と必要の違いについてわかりやすく解説します。

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需要と必要の違い

需要と必要の違い

需要は経済学でもよく登場する用語ですね。
本人が欲しいと思うことを需要と言います。

これに対して必要ですが。
必要というのは本人が欲しいかどうかはまず置いておきます。

社会的に少なくともこれくらいはないとダメだろうと
客観的に設定されているもののことを必要と言います。

つまり需要は本人が主体で必要は本人は主体になりません
ここが需要と必要の最大の違いです。

必要と需要の違い

たとえば、その辺の中学生に「部活は好き?」と聞いた時に
「部活は嫌い」っていうかもしれません。

つまり中学生にとっては部活の需要はないかもしれません。
ですが、今の大人の価値観からすると、
「少なくとも部活はあった方がよいだろう」と考えているんだと思います。

だから今も部活が存在しているわけです。

だからある中学生にとっては
部活は需要はないかもしれませんが必要ではある
と表現することができます
ね。

ホームレスの議論で
「本人が好きでホームレスやっているからいいんじゃないの?」
という人がいます。

ですが、日本社会ではだれでも最低限度の生活ができるというのは
日本人としての権利だと憲法25条にも書いてあるわけです。

なので、ホームレス生活している本人が望まないとしても
『最低限度の生活ができるように』と設定されることがあります。

もちろん時代によって最低限度の生活は変わってきます。
だからどれくらい必要か?必要な度合いは時代によって変わってきます。

これによって本人が「最低限度の生活がしたい」と需要(要求)しても
社会的に必要だと考えている以上のことであれば
その要求(需要)は通らない可能性もあるってことですね。

つまり本人が望めば(需要)なんでも叶うってわけではありません。

ちなみに、「世の中のニーズ(必要)は・・・」
って言っているときにはだいたい主観的(「俺、こう思う」)な話をしています。
だからそういうのは今回記事にしている必要の定義を満たしていません。

ですが、今回記事にしている必要というのは
本人が好きか?主観的(その人次第なのでみんな言っていること違う)な
ものでなく客観的(誰が言っても答えが同じ)なものです。

最後に記事途中で登場した部活の話に戻りますが、
部活は客観的に必要だと国や地方公共団体などが考えているから
中学校や高校で部活が存在しているわけですからね。