1次試験

補償変分とは?計算問題を解きながら解説




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(マクロ編) [ ティモシー・テイラー ]

この記事では補償変分とはどういうことなのか?
計算問題を使って解説していきたいと思います。

スポンサードリンク




補償変分とは?

補償変分とは元の満足度に戻るために必要となる
所得の変化量のことです。

満足度は経済学では『効用』といいます。

そして補償変分を式にすると
補償変分=補償所得ー当初の所得
となります。

で、補償所得とは元の効用に戻るのに必要な所得のことです。

補償変分の定義だけでは
何のことか理解できないと思いますので、
計算問題を一緒に解いていきましょう。

スポンサードリンク




補償変分の計算問題

補償変分の例題

ある消費者の効用関数がU=xy、所得が100、
x財の価格が1、y財の価格が2だったとします。
この消費者のy財の価格は変化しないものとします。
x財の価格だけが8に増えたとき、補償変分の大きさは
いくらになるでしょうか?

では一緒に解いていきましょう。
U=xyですね。

まず元の効用を求めましょう。
まずこの公式は覚えておきましょう。

効用関数の公式

上記公式を利用して元の効用を
求めてみましょう。

元の効用

と元の効用Uは1250となりました。

次にx財の価格だけが8に増えたときの所得をM´とすると、、、

所得

となります。

ではU(元の効用)=U´(新しい効用)より、

補償変分とは

 

新しい所得は四捨五入して283となりました。

では補償変分を⊿Mとすると、
⊿新しい所得から元の所得を引くことで
⊿Mを求めることができます。

⊿M=M´ーM=283-100=183

よって補償変分は183となります。

以上で解説を終わります。