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1次試験

ROEの計算式と自己資本の関係性についてわかりやすく解説




この記事では
ROEの計算式と自己資本の関係性についてわかりやすく解説していきます。

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ROEの計算式

roe 計算式 自己資本

ROEの計算式は上記図の通りです。

当期純利益を自己資本で割ったものがROEということですね。
分母が自己資本、分子が当期純利益ということでもあります。

これを100分率で表したものがROEです。

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ROEの計算式と自己資本の関係性

roe 計算式 自己資本

ROEは別名、自己資本当期純利益率とも呼ばれています。

で、自己資本に対して当期純利益が大きい方が
よさそうですね。

ちなみに自己資本というのはおおむね、
貸借対照表の純資産の金額と考えても大丈夫です。

で、貸借対照表の純資産に対応する金額に対して
当期純利益が大きく出ているならすごくいいことですね。

このROEの計算式は会社側よりも株主側が重視する指標です。
株主が重視するからこそ、会社側も注目せざるを得ないという感じです。

株主は配当がどれだけもらえるのか?ということを
ものすごく意識するものです。

当然ですね。

株主になるメリットですから。

この時に自己資本というのは裏を返せば、
株主が投資している部分です。

そのためファイナンスの分野では自己資本のことを
株主資本と言ったりもします。

話を元に戻して、株主が自己資本(株主資本)を投資したことに対して
配当を得ようとしたときに、当期純利益が大きければ大きいほど
配当は大きくもらえる可能性がある、つまり、当期純利益は
配当の原資になる金額です。

株主から見たときの投資金額である、自己資本に対して
配当の元となる当期純利益がどれくらい出ているのか
注目する指標がROE
と言っているんですね。

最後にまとめますと、ROEは株主が自己資本を投資していることから
株主が重視している指標だということになります。

この辺を理解しておけば
中小企業診断士試験の財務・会計で混乱することはなくなるでしょう。

以上でROEに関する解説を終わります。