1次試験

コールオプションとは?わかりやすく解説




前回の記事で通貨オプションについて詳しく解説しました。
通貨オプションとは?わかりやすく解説

今回の記事では通貨オプションの一つ、コールオプションとはどういうことなのか
わかりやすく解説していきたいと思います。

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コールオプションとは?

コールオプションとは

コールオプションとは原資産を買うことができる権利のことをいいます。
上記図の原資産はドルのことです。

なので上記場合にはドルを買う権利のことになりますね。
ちなみにドルを売る権利のことをプットオプションといいます。

で、話を元に戻して
上記ずではコールオプション(買いのケース)と書いてますね。
なので、今回はドルを買うことができる権利を買うということになります。

かなりややこしい話になってきましたが
なんとかついてきてくださいね。

ここまでで4つの可能性が存在することが
理解できたでしょうか?

つまり、

・コールオプションを買う(ドルを買うことができる権利を買う)
・コールオプションを売る(ドルを買うことができる権利を売る)
・プットオプションを買う(ドルを売ることができる権利を買う)
・プットオプションを売る(ドルを売ることができる権利を売る)

の4つの可能性です。

この記事ではコールオプションを買う、
つまりドルを買うことができる権利を買うというケースを見ていきましょう。

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コールオプションを買うケース

コールオプションとは

上記図でドルをいくらで買えるか?
このことを権利行使価格といいます。

上記図の権利行使価格は1ドル90円となっていますね。
そしてオプション料が1ドル10円です。

オプション料というのはインシュアリングの代表です。
インシュアリングとは保険のことです。
なので、オプション料とは掛け捨ての保険料という意味になります。

以前、為替予約の話をしました。
為替予約は義務です。

途中で損が確定したからといって
やめることができません。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
為替予約とは?わかりやすく解説します

でも、オプションは権利です。
通貨オプションとは?わかりやすく解説

やってもやらなくても問題ありません。
たとえば、自動車の任意保険。
あなたがもし運転中に子供をはねてしまって
損害賠償請求された場合、
お金がじゅうぶんにあるなら保険を使わずに
銀行からお金をおろして、相手に支払うこともできます。

こんな感じでオプションは権利なので使っても使わなくてもいいんです。
為替予約よりも損しにくいシステムですね。

ではどんな場合にオプションを使い
どんな場合に使わない方がよいのでしょうか?

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コープオプションを行使したほうが良い場合としない方がよい場合とは?

コールオプションとは

もし1ドルが100円だったとしたら・・・
権利行使価格が1ドル90円なので使った方がいいです。

なぜなら、本来なら1ドル100円支払わないといけないところ
1ドルあたり90円支払えば買うことができるから、
1ドルあたり10円得するからです。

では1ドル90円だった場合だったらどうでしょう?
この場合、損も得もありませんから
行使しても行使しなくてもよいという結論になります。

でも、実際のところ、手数料がかかるので
行使しない方がよいでしょう。

でも学問的には行使しても行使しなくてもよいです。

では1ドル80円だったらどうでしょう?
権利を行使しなければ1ドル80円で買えるのに
わざわざ1ドル90円で買う必要はありません。

なので行使しないという結論になりますね。

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コールオプションの買い手ケースで実際に計算してみると・・・

コールオプションとは

では、権利行使価格が1ドル90円の場合において
現実には1ドル100円だったら、権利を行使したほうがよいわけですね。
原資産においては1ドルあたり10円得する形になります。

ただ、オプション料は1ドル10円です。
オプション料は掛け捨ての保険料みたいなものです。
このオプション料1ドル10円分と10円の利益(得)と相殺され
プラスマイナス0になります。

では1ドル90円の場合はどうでしょう?
先ほどの解説で行使してもしなくてもよいと言いましたが
オプション料1ドル10円があるため、この10円分の損が発生しますね。

それから1ドル80円の場合はどうでしょう?
先ほど解説しましたが、そもそも1ドルあたり10円ずつ損するので
行使することはないでしょう。

その場合、オプション料は掛け捨ての保険なので
行使しなかったとしてもオプション料1ドル10円分は
支払わないといけないので損失がでます。

ただ、オプション料1ドルあたり10円分だけの損失ですんでいます。

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為替予約と通貨オプションとの違い

為替予約とコールオプション

為替予約をしたときとコールオプションをした時のグラフを
重ね合わせてみました。

為替予約の場合は、損失が底なしになります。
これに対してオプションは権利です。

オプションは掛け捨ての保険料みたいなものなので
保険料分の損失だけで済みます。

なので、あなたが取引するなら為替予約よりも
オプションの方がよいと感じたのではないでしょうか。

以上で解説を終わります。