前回の記事でコールオプションなどの通貨オプションについて
詳しく解説してきました。
⇒コールオプションとは?わかりやすく解説
今回は、通貨オプションが前提となるお話をします。
インザマネー、アウトオブザマネー、それからアットザマネーです。
この記事ではグラフを使いながら
インザマネー、アウトオブザマネー、アットザマネーの違いについて
分かりやすく解説していきたいと思います。
インザマネーとアウトオブザマネーの違い
上記グラフは前回の記事(コールオプション)で使用したものです。
⇒コールオプションとは?わかりやすく解説
今回も上記グラフを使用します。
権利行使価格が1ドル90円でコールオプションの買いをします。
で、このとき、
どこがインザマネーでどこがアウトオブザマネーでどこがアットザマネーなのでしょうか?
結論としては下のグラフとなります。
まずアットザマネーですが、
買い手が権利を行使した時に損益が生じない状態のことです。
なので、上記グラフの権利行使価格のところです。
権利行使価格が1ドル90円だった時に
取引するときも1ドル90円だったら、損も得もありませんね。
こういう状態をアットザマネーといいます。
それからインザマネーですが。
行使した時に利益が出る状態なので、アットザマネーよりも
X軸において右側の状態をいいます。
アウトオブザマネーは権利を行使すると損する状態のことなので
アットザマネーよりX軸において左側の状態をいいます。
以上がインザマネー、アウトオブザマネー、それからアットザマネーの違いです。
以上で解説を終わります。