1次試験

デフレギャップの計算問題を解いてみよう




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
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前回の記事でデフレギャップとはどういうことなのか
図を使って解説しました。
デフレギャップとは?図を使ってわかりやすく解説

今回はデフレギャップの計算問題を
実際に解いていってみましょう。

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デフレギャップの計算方法

デフレギャップ 計算

 

上記図で

YD(総需要)=60+0.7Y(Yは国民所得)で
YF(完全雇用国民所得)が250とします。
上記でデフレギャップはいくら生じているでしょう?

一緒に計算していきましょう。

YFが250ですが、Y(国民所得)=YS(総供給)という前提が
財市場にはあります。

ここがよくわからない方は
45度線分析の記事をご覧ください。

上記グラフのYSも45度線になっていますから。
【わかりやすく解説】45度線分析とは?

話を元に戻して
Y=YSなので、YF(完全雇用国民所得)の位置というのはY(国民所得)です。
たとえばYFが250ならYの250の位置にあるというだけ。

だからY=YS=YFなので
YS=250
です。

ここからデフレギャップを求めていくわけですが
デフレギャップと言うのは

デフレギャップの計算

上記図のABの間になります。
なので、上記図の縦軸のピンクの●部分の距離が
デフレギャップの値となります。

で、

デフレギャップの計算

YF(完全雇用国民所得)が250でY=YSなので
縦軸も上記図のように250になります。

中学校で習った一次関数でいうところの
y=xのグラフと同じですからね。
xが10ならyも10、xが250ならyも250なわけです。

では縦軸のピンク●の上側は250とわかりました。
ではピンク●の下側はどうやって計算すればよいのでしょう?

デフレギャップの計算

下側のピンク●はYD(総需要)でYFが250のところの値となりますね。
YFはYのところでいうと250。
なので、YD(総需要)=60+0.7Y(Yは国民所得)ということから
YD=60+0.7×250=235
なので縦軸のピンク●の下側は235となります。

ということでデフレギャップはAとBの距離なので
250-235=15

よって15がデフレギャップの値となりますね。

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デフレギャップの計算問題の注意点

ここまでのことが理解できればデフレギャップの計算問題は解けます。
ただ、間違いやすいポイントがありますので解説します。

デフレギャップの計算

間違いやすいのは
ABという縦の長さで計算せずに
横の長さで計算してしまうというミスです。

デフレギャップはABの縦の長さで計算することを
覚えておいてくださいね。