前回の記事ではガーフィンケルさんが主張した
エスノメソドロジーとは何か、
例を挙げながら解説しました。
⇒エスノメソドロジーとは?例を挙げてわかりやすく解説
今回の記事は前回の記事の続きて
同じガーフィンケルさんがやった違背実験について解説します。
違背実験とは?

ガーフィンケルさんは違背実験というものをやりました。
違背実験とは『ありえないことをやる』実験のことです。
あり得ないことをやるので
その場の空気がおかしくなります。
その場の空気がおかしくなっても
またもとに戻ろうとします。
その元への戻り方を見て、
現実の人たちがどうやって秩序を作り上げるのか?
というのを実験しました。
これが違背実験です。
違背実験の具体例
たとえば、あなたの男性の友人が突然、
女装して現れたとしましょう。
その友人は10年来の友人で会話しなくても
次に何をしたいかわかるくらいの間柄です。
ふだんは普通に男性で女装はしないので、
女装している友達を見たら、一瞬無言になるかもしれませんね。
一