一般知識

違背実験とは?例を挙げてわかりやすく解説




前回の記事ではガーフィンケルさんが主張した
エスノメソドロジーとは何か、
例を挙げながら解説しました。
エスノメソドロジーとは?例を挙げてわかりやすく解説

今回の記事は前回の記事の続きて
同じガーフィンケルさんがやった違背実験について解説します。

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違背実験とは?

違背実験とは 例

ガーフィンケルさんは違背実験というものをやりました。
違背実験とは『ありえないことをやる』実験のことです。

あり得ないことをやるので
その場の空気がおかしくなります。

その場の空気がおかしくなっても
またもとに戻ろうとします。

その元への戻り方を見て、
現実の人たちがどうやって秩序を作り上げるのか?
というのを実験しました。
これが違背実験です。

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違背実験の具体例

たとえば、あなたの男性の友人が突然、
女装して現れたとしましょう。

その友人は10年来の友人で会話しなくても
次に何をしたいかわかるくらいの間柄です。

ふだんは普通に男性で女装はしないので、
女装している友達を見たら、一瞬無言になるかもしれませんね。

一応、その友人とは「ランチに行く?」といったら
何も言わなくてもたとえばガストに行きますし、
食事に行ったら次にいつもの電車に乗って渋谷の109に行くみたいな関係性です。

ですが、その当たり前を壊します。

寿司

「ランチに行く?」といったら板前さんのいる高級寿司屋さんに行きます。
こんな感じで今まで成り立っていたコミュニケーションを壊します。

当然、相手は「え、ガストじゃないの?」とびっくりするでしょう。
こんな感じでふだんの空気を変えていきます。

こういうのが違背実験です。
このようにして場がどのように壊れたのか?
スマホなどで撮影しておかないと
あとで再現するのは難しいですね。

そこで会話分析をすることもあります。
会話だったら文字起こしをすることができますし、
あとから何が起きたのかわかるわけです。

なので、会話の中であえて空気をおかしくすることをいいます。
で、空気がおかしくなったあと、少しずつその空気が元に戻っていくのですが
この辺を録音しておいて文字起こしして研究材料にしていきました。

以上が違背実験です。

前回の記事をご覧になっていない方はこちらをご覧ください。
エスノメソドロジーとは?例を挙げてわかりやすく解説