物質文化とは?例を挙げてわかりやすく解説

物質文化 例




社会学で登場するマリノフスキーさんとオグバーンさんは文化を
物質文化と非物質文化に分けています。

この記事では物質文化とは何か例を挙げて解説します。

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物質文化の例

マリノフスキーさんは文化人類学者なので文化とは何かを考えた人で、
文化を物質文化と非物質文化に分けました。

物質文化

物質文化とは人間が作り上げたもののうち、形があるものをいいます。
たとえば、ズボンが具体例です。
服飾って一つの文化ですが、
ズボンは手で触れるし形があるものです。
こういうのが物質文化の具体例になります。

逆に形がないもの、たとえば音楽とか美術を文化と呼ぶことがありますが、
このように人間が作り上げたもののうち、形がないものを非物質文化といいます。

ちなみにマリノフスキーさんは物質文化、非物質文化以外に制度文化も提唱しました。
制度文化は法律とか慣習が該当しますが、
ルールみたいなものは非物質文化よりももっと高次元の文化だと考えたため、
あえて法律や慣習を非物質文化とせずに制度文化に分類しました。

次にオグバーンさんも物質文化を提唱しました。
定義としては先ほどのマリノフスキーさんの時と同じです。

ただオグバーンさんの場合には
文化同士の関係性について考えた人です。
物質文化と非物質文化というのは同じ社会の中にありますが
お互い関係あります。

それを調整する役割を果たしているのが適応文化としました。
適応文化は法律や規則が該当します。

マリノフスキーさんの制度文化がオグバーンさんの適応文化とイコールの関係になります。
ただ、マリノフスキーの場合、制度文化と非物質文化は別次元でした。

でもオグバーンさんの場合、
非物質文化の一部が適応文化にしている点で違います。

ところで物質文化と非物質文化は同じ社会の中にあるけど
スピードが違います。

物質文化は積み重ねでどんどん発展していきますが
非物質文化の変化は遅いです。

たとえば、車は物質文化の具体例です。
20年前なんてハイブリッドカーとか電気自動車なんて夢の話だったかもしれません。

でも2021年電気自動車が主流になりつつあります。
将来、電気自動車だけの社会を目指そうとしているわけです。

これに対して非物質文化である音楽。
ビートルズの音楽と2021年のオフィシャル髭ダンディズムの音楽で
どっちが上かなんて、なんともいえないでしょう。
人によりけりだと思います。

以上、物質文化について解説しました。



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