日本だけでなく、地球上どこにでも、
生きづらさを感じて生活している人はいます。
例を挙げると私が小学生のころ(20年以上前)、
足の不自由な子が足とは関係ない理由であっても
いじめられていました。
もちろん足に関するイジメも許されるものではありませんが。
それでもその子は頑張って小学校に通学していましたが
私なら、耐えられなくなって登校拒否をしていたと思います。
2021年現在だとセクシャルマイノリティーの方や病気、
ギャンブルやお酒などの依存症の方など、社会の偏見などもあって
生きづらさを感じている人はたくさんいます。
そんな生きづらさを感じている人たちを支援するのがソーシャルワークです。
⇒ソーシャルワークとは何か?わかりやすく解説
今回の記事ではソーシャルワークの1つ、セルフヘルプグループとは何か?
例を挙げながらわかりやすく解説していきたいと思います。
セルフヘルプグループとは?
セルフヘルプグループは自助グループともいいます。
問題を抱えている人というのは周りから見ると『弱い人』と見られがちです。
例を挙げてみます。
セルフヘルプグループの起源は1935年アメリカです。
具体的にはアルコール依存症患者から始まりました。
アルコール依存症というのは一番脱却が難しいといわれています。
でも周りから見ると「アルコール依存症はダメ人間の象徴」みたいに思われがちです。
逆にアルコール依存症の方からすると、
そんな偏見の目や態度で自分に接してくる人に
本心なんていえないし、
言うことを聞くこともなかなかできないでしょう。
馬鹿にされて終わりのような気がしますからね。
ですが、同じアルコール依存を抱えた者同士であれば
相手の弱さもわかります。
「あいつも俺と同じで弱い人間だからアルコールにハマるんだろうな」って。
だから当事者同士で語り合った方がより相手の
弱さや良さもしっかりと受け入れられます。
結果、問題を解決できる。
これがセルフヘルプグループです。
続いてアドボカシーについて解説します。
⇒福祉におけるアドボカシーとは?