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一般知識

選別主義と普遍主義についてわかりやすく解説




今回の記事では選別主義と普遍主義について
わかりやすく解説していきたいと思います。

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選別主義と普遍主義

選別主義と普遍主義

社会福祉の分野では伝統的に2通りの考え方があります。

2つの考え方とは

・選別主義
・普遍主義

のことです。

選別主義というのは本当に必要な人だけを選び分けて
その人『だけ』に集中的に支援するという考え方になります。

そうするとどうやって選ぶのか?というと
よくあるのがその人の所得や働けるか働けないか?
健康状態などで選びます。

とにかく選別主義の場合は資力調査と結び付けられます
選び出すってことはその人のことをいろいろ調べることになるからです。

それに対して普遍主義ですが。
普遍主義っていうのはその人の収入とか関係なく
とにかく社会的に満たせるべきだとニーズのみを資格要件にしているものをいいます

普遍ですから誰かに対してだけといった特別視はありません。

たとえば子供手当ってあります。
これは普遍主義の例に該当します。

子供であればみんな生活のためにいろいろとお金が必要であろうという趣旨で
子供の権利として子供手当があります。

このときに子ども自身は金持ちとか貧乏ではありません。
金持ちというのは親の話です。
子ども自身に収入はありませんから。

なので、子どもの権利として最低限のお金が必要だということで
子供手当が支給されています。

最後に、
選別主義は足りない部分を補うという考え方ですが
普遍主義の場合は権利という考え方になります。