1次試験

ケインズの一般理論・有効需要についてわかりやすく解説




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

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ケインズの一般理論に有効需要の原理があります。
有効需要の原理とは有効需要の大きさが生産水準を決め、
雇用の量を決めるという原理のことです。

はっきりいってケインズの有効需要の原理ってわかりにくいですね。
上記の有効需要の原理の定義では何を言っているのか?さっぱりわかりません。

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ケインズの一般理論・有効需要について解説します

そもそも有効需要とは物やサービスによってお金が発生する需要のことです。
需要というのは『買いたい』という意味に置き換えてください。

経済学に詳しい方だと「ちょっとその説明違うぞ!」
となってしまうかもしれません。

が、わかりやすさを重視して有効需要を説明しなおすと
お金を払ってでも欲しい物やサービスのことです。

ケインズさんがいたのは1929年の世界大恐慌の時代です。
1933年にはアメリカ人の4人に1人が失業しているくらい、ものすごい不況です。

世界大恐慌

この状況をケインズさんがわかりやすく説明したのが有効需要です。

世界大恐慌になり株価が大暴落しました。
みんな将来を悲観している状況です。

そんな状況下では企業は設備投資しようという気持ちになれません。
もし設備投資して商品を生産しても売れなかったら破産ですから。

そのため企業はお金を使いません。
企業が設備投資せず、サービスや物が増えないということは有効需要は当然減少します。

商品がないだけでなくお客さんだってお金がないので有効需要が減少するわけです。

すると企業はさらに物を作る量を減らすしかなくなります。
物を作らないということは、その企業で働く人を減らすことになります。

仕事がないのに従業員を雇う必要なんてありませんから。

したがって企業は従業員をどんどんクビにしていくわけです。
その結果、大量失業につながりました。

ケインズの有効需要

有効需要が減少することで大量失業を招いたわけです。
ケインズさんは次のように考えました。
ならば、有効需要を増やせば大恐慌から脱出できるのでは?」と。

どうやって有効需要を増やすのでしょう?

有効需要を増やすには政府が公共投資などにお金を使えばいいわけです。

たとえば政府が道路を作るためには
道路を作る業者にお金を支払う必要がでてきます。

道路を作る業者は道路を作るための機材を買ったり人を雇ったりする必要がでてくるわけです。

公共投資

そして有効需要が増加し、失業が解消されていきます。
その結果不況から脱出できるわけです。

最後にまとめますとケインズさんの一般理論である有効需要の考え方は
有効需要が減少して不況になったのなら、
公共工事などの政府支出を増やすことで有効需要を増やせば不況を脱出できるということです。

日本も不況を脱出するために政府支出を増やしますが
この考え方はケインズさんが最初だったんですね。