参考文献・URL
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前回の記事では予算制約線の切片について解説しました。
⇒予算制約線の切片についてわかりやすく解説
今回の記事では予算制約線の傾きについて
解説していきたいと思います。
予算制約線の傾き
予算制約線の式は
予算制約線の式
M=Pxx+Pyy
M:予算
Px:財Xの価格
x:財Xの消費量
Py:財Yの価格
y:財Yの消費量
でしたね。
⇒なぜ予算制約線は直線になるの?
たとえば
たとえばMは20000円、Pxは1000円、Pyは2000円としましょう。
すると式は
20000=1000x+2000y
となりますね。
式を変形すると
y=-1/2X+10
となります。
傾きはxの前についている数字のことですから
-1/2ですね。
この予算制約線をグラフにすると、
となりますね。
xが+1(1個増える)だとyは1/2だけ減る(-1/2)となります。
これを傾きが-1/2といいます。
で、この傾きというのは-Px/Pyです。
マイナスの価格比になっていて、
縦軸の価格Pyが分母にきます。
ここがポイントです。
こんな感じでグラフを使って
予算制約線の傾きを考える方法もありますし
他にも予算制約線の式から傾きを導き出す方法もあります。
予算制約線の式は
M=Pxx+Pyy
M:予算
Px:財Xの価格
x:財Xの消費量
Py:財Yの価格
y:財Yの消費量
でした。
グラフは一般的にy=~x+~
みたいな式になりますから
M=Pxx+Pyy
の式を変形しますと、

となり、傾きは-Px/Py
となっていますね。
以上で解説を終わります。