参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
⇒スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
⇒スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(マクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
「今年は景気がいいね」とか「今年の景気は最悪だね」
とやたらと景気という言葉をニュースや友人から耳にします。
景気がいいとか景気が悪いというのは
美人とかブサイクくらい、人の主観的な判断になってしまいます。
ですが、それだとビジネスでは困るわけです。
たとえば景気がいいと勝手に思い込んで
1000万円の機械を買ったけど、実は景気が悪くて
まったく売り上げに反映されなかったとなると
会社は倒産してしまうわけですね。
そこで数字で景気を表現しようと景気動向指数というものが
生まれたんです。
で、景気動向指数には景気CIと景気DIの2種類があります。
そして景気DIについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒景気DIとは?
なのでこの記事では景気CIとはどういう意味なのかについて解説したいと思います。
景気動向指数の景気CIとは?

景気CIは別の言い方をすると景気の量感を表しています。
たとえば去年の景気が100で、今年の景気が50なら
景気が50悪くなったと表現します。これが景気CIです。
逆に去年の景気が100で今年の景気が120なら
景気が20よくなったと表現します。これも景気CIです。
こんな感じで景気を量(数値)で表現することを景気CIといいます。
景気CIの数値が大きければ大きいほど、景気が急ピッチでよくなったり悪くなったりしているということになります。