参考文献・URL
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景気動向指数の話題って
いろんなニュースで取り上げられていますね。
たとえばヤフーニュース。
こんな記事を発見しました。
以下ヤフーニュースより引用
引用元URLhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190118-00010002-dime-ent2019年の環境ゆるやかな景気回復の中、
レジャー需要は順調に推移、
消費増税の影響は、年内は軽微
旅行消費を左右する足元の日本経済は緩やかな回復が続いている。内閣府が発表した10月の景気動向指数(CI、2010年=100)によれば、
景気の現状を示す一致指数は前月より0.3ポイント上がり、
基調判断を「改善を示している」としている。上場企業の2018年4~9月期決算では、
過去最高を更新する企業が相次ぎ、
株価も比較的高値で推移)。給与所得に関しては好調な企業業績を反映して
2013年から上昇を続けており、2019年も増加が期待できる。以上、引用終了
上記引用元では景気動向指数の中でも
CIについて具体的な数値を示し
景気の判断をしていますね。
景気動向指数にはCI以外にもDIがあります。
この記事ではCIとDIの違いについて
解説していきたいと思います。
景気動向指数CIとDIの違い
![景気動向指数 ci di](https://www.management-consultant.info/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
DIは景気がよくなったか、
悪くなったか統計をとったデータのことです。
DIは企業にアンケートに答えさせる形で調べています。
これに対してCIはDIにおける景気がよくなったか
それとも悪くなったか?に加えて
どれくらいよくなったのか、悪くなったのか?
調べたもののことです。
こんな感じでCIは『どれくらい』
という量に着目したものをいいます。
これだけだと景気動向指数におけるCIとDIの違いが
はっきりしないでしょう。
そこで具体例を挙げさせていただきますと。
たとえば、Aという会社があったとします。
この会社に去年の景気はどうでした?
と聞いてみたところ、「うーん、悪くなったな」
というのがDIです。
でもどれくらい良くなったか、悪くなったか
これだけではわかりませんね。
もしかしたら破産するくらい悪くなったのかもしれませんし
ほんのちょっとだけ悪くなっただけかもしれません。
そこでCIの登場です。
CIだと「前年の売上よりも1億円少なかった」とか
「前年の売上より10万円少なかった」といった感じで
悪いなら悪いでどれくらいの量、悪いのか
わかります。
以上でCIとDIの違いについての解説を終わります。
続いて、景気DIの算出方法について
解説していきたいと思います。
⇒景気DIとは?