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1次試験

キャッシュフロー経営とは?わかりやすく解説




ロバートキヨサキさんが書いた
金持ち父さん貧乏父さんという書籍をご存知ですか?
キャッシュフローという用語がよくでてきます。
金持ち父さん貧乏父さん改訂版 アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・T.キヨサキ ]

もちろん中小企業診断士試験でもキャッシュフローという用語は
よく登場します。

この記事ではキャッシュフロー経営とはどういう用語なのか
わかりやすく解説します。

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キャッシュフロー経営とは?

キャッシュフロー経営とは

キャッシュフロー経営とはキャッシュを中心にした経営方法のことをいいます。
キャッシュとは現金のことです。

中小企業診断士試験で財務会計について学習していることが前提になりますが
損益計算書で利益が出ているとします。

単純にいうと、売上から費用を引いた残りが利益です。
利益が出ているということは儲かっているということなので
お金が有り余っている感じがしますね。

でも、利益がでていても
手元にお金がないケースもあるんです。

これはたとえば、お客さんが商品を買ってくれても
支払いが2ヶ月後といったケースもあるためです。

支払いが2ヶ月後でも売り上げているわけです。
だから利益がでます。
でもお金はもらってません。

こういうケースが利益は出ているけど
お金が手元にないというケースです。

しかも、お金が会社に振り込まれるよりも早く
仕入れ代金を支払わないといけなくなったら
黒字なのに倒産というリスクだって考えられます。

ここで損益計算書ではなくて
キャッシュフローというキャッシュに着目する経営に
注目するわけです。

損益計算書場では利益が出ていても
キャッシュフロー的には手元にお金がないことがわかれば
無茶な設備投資や無茶な仕入れはしなくなるでしょう。

たとえば1000円売り上げがあったけど、
振り込まれるのが2ヶ月後なら、現在は0円です。
しかもその売り上げた商品の仕入れ代金の支払いが今なら
マイナスになります。

たとえば仕入れ代金が300円なら
キャッシュはマイナス300円ということです。

でも損益計算書上では売上1000円マイナス仕入300円なので
700円の利益が出ています。

このことから、キャッシュフロー経営という考え方は
経営者にとって重要な考え方になります。

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キャッシュフロー経営とはこんなメリットのある考え方です

キャッシュフロー経営とは

キャッシュフロー経営を実践していくと
いろんなメリットがあります。

たとえば今、いくら会社にお金があるのかを
常に考えながら経営することになるので
無茶な仕入や設備投資をしなくなります。

いくら将来的にお金が入ってくることがわかっていても
手持ちのお金が今ないなら、今仕入をしない方がよいかもしれません。

自分の会社の商品を買ってくれた相手が破産して
期日までにお金を振り込んでくれないかもしれませんから。

だから損益計算書上の利益ではなくて
キャッシュ・フロー計算書を重視して経営するわけですね。