「お前情弱だな」って言われたら
ムカつくと思います。
情弱=情報弱者のことです。
情報弱者とはネットなんかの情報を
うまく活用できない人の事を言います。
ところで中小企業診断士試験の運営管理には
買い物弱者って用語があって
平成28年の26問や平成23年の26問に登場します。
つまり、買い物弱者という用語は
試験によく出る単語ってことです。
この記事では買い物弱者とはどういう意味で
なぜ買い物弱者が発生するのか?3つの原因について
解説していきたいと思います。
目次
買い物弱者とは?
買い物弱者とは買い物をしたくても買い物をする場所がないという状況に
おかれている方のことです。
「買い物をする場所がない?」と
東京や神奈川といった都市部に住んでいる方だと
イメージがわかないかもしれません。
でも、過疎地域だと、食料品なんかを売るスーパーを作っても
お客さんが来ません。
だから、過疎地域にはスーパーさえないことだってあるわけです。
卵やニンジンを気軽に購入できない地域が
日本には存在しています。
ではなぜ買い物弱者が発生してしまうのでしょう?
3つの原因を挙げてみたいと思います。
買い物弱者が発生する原因1.店まで行く手段がない
仮にその住民が住んでいる地域にマックスバリューといった
食料品を販売しているお店があっても、
そのお店まで行く手段がないなら
それは買い物弱者です。
たとえばその人に車や自転車がないし
しかも足腰が弱くて、お店までどうしてもいけないなら
買い物弱者に当てはまります。
買い物弱者が発生する原因22.お店がない
イオンもイトーヨーカドーも撤退した。
近くに愛されるお店がそもそも存在しない。
結果、車があってもそう簡単にお買い物できない環境なら
それは買い物弱者です。
買い物弱者が発生する原因3.歩きや自転車で行ける範囲のお店が廃業
イオンやイトーヨーカドーみたいな大型店でなく
家の近くにお店が廃業してしまった。
結果、歩きでも行けない状況に陥ってしまったなら
買い物弱者に当てはまります。
買い物弱者対策
買い物弱者という問題を解決するために
どんな対策を講じればよいのでしょうか?
買い物弱者対策として
・ワタミなどの宅配サービス
・生協などの移動販売
・お店直通の送迎バス
などが考えられます。
対策は買い物弱者の原因がわかっていれば
理解することができますね。