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1次試験

在庫循環図とは?わかりやすく解説




参考文献・URL
マンキュー経済学ミクロ編・マクロ編

分厚いマンキュー経済学を読み解くのがめんどくさい人は、こちらをおすすめします。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(ミクロ編) [ ティモシー・テイラー ]
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門(マクロ編) [ ティモシー・テイラー ]

在庫循環図とはどういう用語なのでしょう?
中小企業診断士試験の経済学を勉強していたら
必ず登場するのが在庫循環図です。

この記事では在庫循環図とはどういう用語なのか?
グラフを用いてわかりやすく解説していきたいと思います。

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在庫循環図とは?

在庫循環圖

在庫循環図について解説するために
まずは上記のグラフをご覧ください。

在庫循環図とは在庫と出荷の量に着目して
状態を4段階で示したものです。

そして在庫循環図から景気がピークを表す景気の山と
これから景気が回復してくる景気の谷もわかります。

もう一度、在庫循環図をご覧ください。

在庫循環図

まず②をご覧ください。
②は出荷は多いですがまだ在庫は少ない状態です。
それだけ売れているわけですね。
なのでどんどん出荷を増やすため在庫が増えていきます。

②を在庫積み増し局面といいます。

それから③。

②の状態は永遠に続くわけがありません。
いつかは景気が悪くなり商品が売れなくなります。
ただ、景気が悪いと判断した瞬間に出荷をやめるわけにもいきません。

そのため出荷が多くなるけど、商品が売れないので在庫がどんどん増えます。
これが③在庫積み上げ局面です。

で、②と③の間が景気のピークなので景気の山といいます。

次に④。すごく景気が悪いです。
出荷を抑え、在庫を減らそうと頑張ります。
④を在庫調整局面といいます。

それで少しずつ景気が回復してきて①になります。
①は回復局面といいます。
それから④と①の間を景気の谷といいます。

以上で在庫循環図についての解説を終わります。