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1次試験

製品アーキテクチャについて例を挙げてわかりやすく解説




今回は製品アーキテクチャについて
製品の例を挙げて説明したいと思います。

アーキテクチャというのは組み立てるというイメージの用語です。

ただ、

製品アーキテクチャは

・モジュラー型
・インテグラル型

に分かれるので
それぞれ分けて解説したいと思います。

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製品アーキテクチャ|モジュラー型の例

製品アーキテクチャ

モジュラー型とよばれる製品アーキテクチャですが。
モジュラーはmodelar(組み立て式の)という意味です。

事前に部品の組み合わせのルールを決めておいて、
それに従って作った部品を組み合わせるものをモジュラー型といいます。

モジュラー型の特徴は部品間の相互依存性が低い点を
挙げることができます。

例としてはデスクトップ型のパソコンがあります。
たとえば、デスクトップ型のパソコンを自作で作る人がいます。

キーボートとかコンピューターの中身の部分を
いろんなメーカーの物から寄せ集めて
合体して自分色のデスクトップパソコンを作ることが可能なんですね。

これは部品間の相互依存性が低いからできるんです。

Aという部分とBという部分を組み合わせるのに
絶対にCという部品がないとできないみたいな意地悪なことを
デスクトップパソコンの世界ではほぼないからです。

これを部品間の相互依存性が低いといいます。

デスクトップ型のパソコンは組み合わせのルールは決まっているものの
部品間の相互依存性が低いので、
いろんなメーカーの部品を組み合わせることができるんです。

でも、出来上がると自分オリジナルのデスクトップパソコンになります。
これがモジュラー型です。

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製品アーキテクチャ|インテグラル型の例

インテグラル型

インテグラルはintegralのことです。
日本語にすると『必要な』とか『完全な』という意味になります。
ただ、製品アーキテクチャにおけるインテグラルは『統合させる』みたいな意味が
一番近いです。

で、インテグラル型はモジュラー型と逆で
部品間の相互依存性が高いのが特徴です。

例としてはノーとパソコンとか自動車を挙げることができます。

たとえば車ならホンダという会社がありますね。
フロントガラスの耐久性をもたせるか?
エンジンの形や性能など、
ステアリングの大きさを1㎜単位で調節し
重さもグラム単位で調節しています。

なので、この部品とこの部品の間は
絶対にこの部品でないといけないみたいな感じです。
他の部品を使うことができません。

これが部品間の相互依存性が高いということです。

1つの車を作り上げるためには
いろんな部品から出来上がっているけど、
その部品というのはまさに、
この部品とこの部品を組み合わせないといけないと決まっているんです。

完全に統合された形で一つの物が出来上がります。
これがインテグラル型です。

逆にモジュラー型だと、
AとBを組み合わせてもいいし、
AとCを組み合わせてもいいという感じで
いろんな組み合わせのパターンが考えられます。

ここがモジュラー型とインテグラル型との違いです。

以上で解説を終わります。