前回の記事では一般財源と特定財源の違いについて解説しました。
⇒一般財源と特定財源の違いをわかりやすく解説
今回は別の分け方、
自主財源と依存財源の違いについて解説していきたいと思います。
自主財源と依存財源の違いとは?わかりやすく説明
自主財源と依存財源の違いを一言で言うと
『自力で集めたお金なのか、国に頼って集めたお金なのか』です。
自主財源は自力で集めたお金のことで、
依存財源は国に頼って集めたお金です。
自主財源の具体例として地方税、(市営プールなどの)使用料や手数料などが該当します。
依存財源の具体例としては地方交付税交付金、地方譲与税、国庫支出金、地方債などが該当します。
⇒地方交付税交付金の使い道
⇒地方交付税交付金の算出方法についてわかりやすく解説
ところで疑問に思いませんでした?
地方債って地方が発行する債券です。
なのに、国に頼ってお金を集めている依存財源っておかしくないですか?
地方債って私たち国民が買っているのではなく、
多くは国が買っているんです。
参照元:総務省
国が買っているということは
国に借金しているみたいな形なので
国に頼っていると考え、地方債は依存財源となります。
あと補足ですが、地方交付税交付金は一般財源であり、依存財源です。
⇒一般財源と特定財源の違いをわかりやすく解説
ちょっと頭がこんがらがってしまいそうですね。