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一般知識

ケースワークとはどういう意味?




前回の記事ではスーパービジョンの意味について解説しました。
スーパービジョンとは何か?わかりやすく解説

今回の記事ではケースワークとはどういう意味なのか
解説していきたいと思います。

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ケースワークの意味

ケースワーク

ケースワーク、ケースですから個別の状況に対する働きかけのことです。
そしてケースワークをする人がケースワーカーになります。

ケースワークに関してはM.リッチモンドさんがスタート地点です。
リッチモンドさんは女性で、ケースワークの体系をいろいろと作り上げていきました。
そのあとケースワークの在り方もいろいろ議論が分かれていきました。

具体的には診断学派と機能学派に分かれました。
診断学派は上から目線、高圧的な感じです。
つまり、余裕のある人が困っている人を助けるイメージです。

「俺、貴族で金持ちだけど暇だからさ、貧乏人でも助けてやろうかな」
みたいな感じです。

もともとケースワークの出発点的な考え方です。
もしこれが医者なら「俺、知識も経験もあるからさ、
お前を診断でもしてやろうかな」みたいな感じなのが診断学派です。

これに対して機能学派は目線の高さを合わせて行います。
ここで機能=関係性
と理解するとわかりやすいです。

とにかくケースワーカーとクライアントとの関係の中で
しっかりと問題解決を進めていこうということです。

また別にケースワーカーの方が優れていると考えません。
ケースワーカーがクライアントと話をすることで
自らクライアントが問題を解決する能力を促進していきます。

これってカーネギーさんの『人を動かす』に似ている感じがします。
ちなみに私は10回以上読んで、本がボロボロになっています。
人を動かす新装版 [ デール・カーネギー ]

あと、ケースワークのやり方に関しては
バイステックの7つの原則があり、定番になっています。
詳しくは次の記事で解説します。
ケースワークの7原則(バイステック)についてわかりやすく解説

あとグループワークについて解説している記事もあります。
福祉でのグループワークとは何か?わかりやすく解説