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プロジェクト組織(プロジェクトチーム)のデメリットをわかりやすく解説

プロジェクト組織 デメリット




今回の記事ではプロジェクト組織(プロジェクトチーム)とは何か説明します。
プロジェクト組織のデメリットについてもわかりやすく解説します。

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プロジェクト組織(プロジェクトチーム)とは?

プロジェクト組織(プロジェクトチーム)とは何か?について
詳しくはこちらの記事で詳しく解説しています。
プロジェクトチームとは?例を挙げて解説

今回の記事では簡単に説明しておきますと、
新製品開発などのために作った組織のことです。
一般的に作る組織は小さいことが多いです。

たとえば、ある会社があったとしましょう。

プロジェクト組織

AプロジェクトとBプロジェクトを立ち上げたとしましょう。
それぞれのプロジェクトにプロジェクト組織がいます。

このプロジェクト組織ですが、ある特定のプロジェクトを遂行するために
結成されたチームですが、ポイントは臨時的に機能する組織だということです。
つまり、常に存在する組織ではないということです。

あるプロジェクト(ここではAプロジェクトとBプロジェクト)を達成するために
急遽結成されるような組織がプロジェクト組織(プロジェクトチーム)です。

プロジェクトを遂行することができれば解散するというのがプロジェクト組織の特徴です
言い換えるとプロジェクト組織は恒常的に存在する組織ではないということです。

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プロジェクト組織(プロジェクトチーム)のメリット

プロジェクト組織には元の状態に戻しやすいというメリットがあります。

プロジェクト組織

たとえば、Aプロジェクト遂行のために管理部門から田中さんを、営業部門から高柳さんを
製造部門から吉井さんを引き抜いたりしてメンバーを集めたとしましょう。

Aプロジェクトを達成したら元いた部門に何事もなかったかのようにそれぞれ戻ります。

他にもプロジェクト組織だと代表取締役のワンマン組織だったものに
プロジェクトという分権的な組織を入れることにつながるので
メンバーのやる気が上がるというメリットがあります。

どういうことかというと
たとえば、管理部門の田中さんは社長のワンマンに
ちょっと嫌気が差していたけど、Aプロジェクトに加わりたいというなら
普段から一生懸命働くことでしょう。

結果的に田中さんのモチベーションはアップします。
これがプロジェクト組織のメリットです。

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プロジェクト組織(プロジェクトチーム)のデメリット

どんなものにもメリットとデメリットがあります。
もちろんプロジェクト組織にもデメリットがあります。

プロジェクト組織

既存部門とプロジェクト組織との間で
経営資源を調整するのが難しい(ギクシャクしが関係になる)というデメリット
があります。
経営資源とはたとえば人です。

要するに人の調整が難しいということです。

たとえば、製造部門の吉井さんがAプロジェクト組織に入ったとしましょう。
吉井さんは優秀な社員です。
すると製造部門は逆にいうと優秀なスタッフが引き抜かれてしまうので
Aプロジェクト組織と製造部門との間でギクシャクした関係になってしまうことがあります。

ここで既存部門が製造部門です。

「じゃ、能力の低いスタッフをプロジェクト組織に入れたらいいのでは?」
と思った方もいるでしょう。
でも、能力の低い人をプロジェクト組織に入れたら、
そのプロジェクトは失敗する可能性が高まるので
そもそも入れたらいけません。

なので、どうしても既存部門から優秀なスタッフが引き抜かれるのはどうしようもないことなのです。
となると、既存部門から優秀なスタッフが引き抜かれるわけですが、
すると、既存部門の残ったメンバーは面白くないですね。

だって残った自分は能力が低いと会社に思われているということになりますからね。
結果、ギクシャクした関係になりやすいですね。
これは明らかにデメリットです。

他にもプロジェクト組織にはマネージャーというトップがいます。
このマネージャーの能力がプロジェクトの成否に大きな影響を与えます。

1人の人間(マネージャー)の手腕がプロジェクトの成否に左右するというのも
デメリットです。

「結局、既存部門の優秀なメンバーが引き抜かれても、
成功するかどうかはマネージャーしだいかよ!」ということです。

以上でプロジェクト組織(プロジェクトチーム)のデメリットについての解説を終わります。