1次試験

リーダーシップの状況理論(SL理論)をわかりやすく解説




ここまでリーダーシップについての記事を
いろいろ書いてきました。
フィドラーのリーダーシップ・コンティンジェンシー理論とは?
パスゴール理論とは?事例を挙げてわかりやすく解説

などなど。

今回の記事では
リーダーシップの状況理論(SL理論)について
わかりやすく解説していきたいと思います。

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リーダーシップの状況理論(SL理論)とは?

リーダーシップの状況理論(SL理論)

ハーシー&ブランチャードが提唱したリーダーシップの状況理論(SL理論)は
Situational Leadership theoryということで
日本語に訳すと状況によってリーダーシップは違うという理論です。

以前に解説したマネジリアルグリッド理論に部下の成熟度という状況要因を
加えた理論がSL理論です。
マネジリアルグリッド理論とは?わかりやすく解説

大事なのは成熟しているよくできた部下には
仕事を大いに任せた方がよい。
一方、未熟な部下にはまず仕事のやり方そのものを徹底的に教えるという考えです。

たとえば、新人のバイトには
まず仕事のやり方や挨拶の仕方を徹底的に教えると考えます。

で、話し合いで解決をするリーダーシップスタイルは
部下が成熟してからやりましょうと考えます。

逆に部下が成熟していないのに
話し合いも何もないと考えます。

話し合いというのはある程度部下が成熟しているのが
前提でないといけないと考えるのがSL理論です。

SL理論

縦軸に協労的行動、横軸に指示的行動とおきます。
M3の段階というのは部下の発達度がある程度高くなった段階では
参加的なリーダーシップがいいと考えます。

SL理論

発達度(成熟度)が高まるにつれて、
教示的⇒説得的⇒参加的⇒委任的
という風にリーダーシップのスタイルが変わっていくと考えるのが
SL理論
です。

そうすると、右下のマス目S1というのは部下の発達度が一番低いし
しかも協労的行動も低い(とらない)、要するに勝手に仕事してしまう、
みんなで頑張らない場合には、その人を呼んで説教しないといけないわけです。
だから教示的なリーダーシップをとらないといけないわけです。

だんだんと「みんなのためにやろう」と協労的な行動になってくるわけです。
となると、S2となり、説得的なリーダーシップになります。

そしてさらに協労的な行動をとるようになってきたら
みんなで話し合い(S3,参加的)して物事を決めていきます。

最後は協労的行動は低い(S4)のは部下の成熟度が高くなってきて
わざわざ指示を出す必要がないからです。
自分で何でもできるってことです。
だからいちいち指示を出す必要はないんです。

だから委任的なんです。
なので逆に横軸でみると指示的行動は低いわけですね。

こうやってリーダーシップのスタイルはうつっていくと
考えるのがSL理論です。

以上で解説を終わります。