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一般知識

自然哲学の祖は誰?

自然哲学の祖




そもそも自然哲学とは何でしょう?
自然哲学について解説した後で、
自然哲学の祖は誰なのか?わかりやすく解説したいと思います。

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自然哲学とは?

自然哲学の祖

自然哲学とはどういうものでしょう?
まず、万物の根源(アルケー)を求めた人が自然哲学者となります。

万物の根源とは世界は究極的には何からできているのか?
ということを考え始めたのが自然哲学者です。

ですから、世界が究極的にアルケー(万物の根源)から成り立っていると考えたわけです。
これが自然哲学になります。

前回解説した三分類(倫理学、形而上学、認識論)の中の形而上学から
自然哲学が始まっていると考えるとわかりやすいでしょう。
哲学とは何か?簡単にわかりやすく解説

とにかく世界は究極的に何からできているか?
ということを考え始めたところから自然哲学者が出てきました。

その前までは古代ギリシャ人たちは一般的に神話的理解という形で世界を理解していました。
神話的理解とは神様に基づいて世界を理解していくものです。
だからたとえば、ギリシャ神話で登場するゼウスとか神様が出てきますが、
こういった神様が活動することで世界が動くというのが神話的理解です。

こういった神話的理解から脱却して
世界の究極的な要素(万物の根源、アルケー)を考え始め、
自然哲学が始まりました。

では自然哲学の祖は誰でしょう?

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自然哲学の祖は?

自然哲学者の出発点に位置する人がタレスです。
タレスこそが自然哲学の祖です。
つまり、タレスから自然哲学が始まっています。

タレスは万物の根源を水と考えました。
つまり、世界は究極的に水からできていると考えました。

どうしてタレスは世界は究極的に水からできているか?
と考えたのでしょう?
理由はわかっていません。

でも、タレスは当時の発達した科学的な知識の持ち主で
幾何学にも精通していました。

たとえばピラミッドの影の高さからピラミッドの高さを測量したりしました。
他にも天文学の知識もあって日食の予言もしたことで有名です。

なのでタレスは当時の他の人が持っていないような進んだ知識の持ち主でもありました。
そういう人が世界は究極的に水からできているといったわけですが
理由はよくわかっていません。

最後にまとめますと自然哲学の祖は『タレス』です。

続いてアルケーともなじみが深いヘラクレイトスについて解説します。